
こんにちはアレ父です。
今回は僕の大好きな作家、伊坂幸太郎さんの小説「ペッパーズゴースト」をネタバレ無しで紹介したいと思います。

この小説ではニーチェの言葉を引用している部分があったんやけど、今回はその部分でとても考え深い思考があって、めっちゃ共感したから紹介するわなぁ〜^^
ペッパーズゴースト
この小説は2021年10月1日(朝日新聞出版)に発売された作品です。
伊坂幸太郎の小説ではお得意の「エンタメ+サスペンス」で毎度お馴染みの不思議な力を持つ男性が主人公の作品です。

ちょっとだけあらすじを紹介するわなぁ〜
中学の国語教師・檀は、猫を愛する奇妙な二人組「ネコジゴハンター」が暴れる小説原稿を、生徒から渡される。さらに檀先生は他人の未来が少し観える不思議な力を持つことから、サークルと呼ばれるグループに関わり始め……。
最新刊『逆ソクラテス』より1年半ぶり、最新長編『クジラアタマの王様』より2年3ヶ月ぶりとなる、著者最新刊。作家生活20周年超の集大成となるような、一大エンターテインメント長編です。この伊坂作品を待っていた!
asahi.comより引用

この引用文を探している時にたまたま見つけた予告漫画がよかったから下から見れるようにしといたでぇ〜^^
ちなみにこの本の題名「ペッパーズ・ゴースト」の言葉の意味は「視覚トリック」という事です。
ペッパーズ・ゴースト(英語:Pepper’s ghost)は、劇場などで使用される視覚トリックである。板ガラスと特殊な照明技術により、実像と板ガラスに写った「幽霊」を重ねて見せることで、効果を発揮する。実像と「幽霊」はぶつかることなく交差し、照明の調整により「幽霊」を登場させたり消したりすることができる。イギリスの王立科学技術会館(Royal Polytechnic Institution、現在はウェストミンスター大学(University of Westminster))の講師(のちに館長)であったジョン・ペッパー(John Pepper)に由来する。
Wikipediaより引用

この意味も本を読みすすめていく事で説明されてたわぁ〜^^
興味のある方はぜひ読んでみて〜^^
心に残った言葉
本の内容に関してはここまでにして、ここからは「心に残った言葉」を紹介したいと思います。
人生で魂が震えるほどの幸福があったなら、それだけで、そのために永遠の人生が必要だったんだと感じることができる。
この言葉です。
小説の中では「理不尽なことで人生を潰された人が、またしても理不尽な目にあって命を奪われる」という出来事があった時にこの言葉が紹介されています。
この言葉がニーチェの「ツァラトゥストラ」から引用された言葉だという事なのですが、この小説で紹介されていた事ですごく共感することができたのです。

ワシはブッタ好きやから「永遠の人生」の考えが「輪廻転生」っていう考え方にも共通する考え方やなぁ〜と思ったんやけど、実際に死んだらどうなるかなんてわからへんもんなぁ〜
けどもしも、「生まれ変わっても繰り返される人生」やったとしたら、「魂が震えるほどの幸福」が見つかったならきっと「納得いく人生」になるんやろなぁ〜と思うんや。
結局は人生って「何をして生きたのか?」よりも
「何を幸福に感じて生きたのか?」
「その幸福は『魂を震わす』ほどの幸福だったのか?」
ってことの方が重要ってことですよね?
そう思うと僕は妻と出会い結婚生活を送ることで「魂を震わす幸福」を手に入れたのかもしれません。
なんてね‥^^
『魂を震わす』
僕は単純にこの言葉が好きなのかもしれませんが。
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