こんにちはアレ父です。
僕は仏教が大好きなんです^_^
今回はそんな仏教を好きになった訳を紹介します。

仏教の教えに共感したのが一番の理由やな。
仏教の教え

仏教の教えは「あらゆる苦しみから解脱する方法」です。
仏教で「苦しみ」は不運や社会的不正義、神の気まぐれなどで生じるものではありません。
「苦しみ」は自分の心から生まれると解きます。
心は何を経験しようとも、「渇愛」をもってそれに応じ、「渇愛」はつねに不満を伴います。
心は不快な経験をすると「不快な経験」を取り除くことを「渇愛」します。
快いよい経験をすると「快さ」持続し強まることを「渇愛」します。
したがって、心はいつも満足する事ができないで、落ち着かない。
「渇愛」をしなければ「苦しみ」から逃れられるというのが「仏教」です。
そして、その方法が「あるがままに理解する」です。
つまり「私は今、何を経験しているのか?」を常に意識するのです。
これが「今を生きる」という「仏教」の教えで僕が1番好きな考えなのです^_^
日本の仏教

この教えですが、日本の仏教では「苦しみ」から逃れる為に
「座りなさい」といわれている宗派が多く浸透しています。
浄土系
「南無阿弥陀仏と言えば良い」といわれている宗派は浄土系の宗教になります。
浄土系の宗派は鎌倉時代に一般大衆に多く普及した宗派です。
その当時の人達は現代の人よりも「苦しみ」から逃れる事が出来ませんでした。
「生活」が苦しく、日々を暮らしていく事が精一杯だったのです。
そして「苦しみ」から逃れる為に必要な「今を生きる」考えを持つ為には「修行」が必要と仏教は教えていました。
「苦しみ」から逃れる為には「自分自身で心を鍛える」事をしないといけません。
しかし当時の人達は「修行」をしている暇はありません。
しかも当時の日本は現在のような「資本主義」ではなく「完全身分制度」でした。
「農民」の人は一生「農民」なのです。
現代人のように「未来はよくなる」という資本主義的な考え方など出来ない時代です。
「未来」よりも「過去」の方が年貢も少なくてマシだったと思っているくらいでしょう。
その当時は飢饉や天然痘などの病気も蔓延しています。
神や仏に祈るくらいしかなかったのです。
そんな当時の時代背景があってこその「南無阿弥陀仏と唱える事で救われる」という考え方が浄土系の教えなのです。
浄土系の仏教の教えは「どんな人も南無阿弥陀仏と唱える事で救われる」「修行はいりません」と教えました。
当時のほとんどの人はその教えに救われました。
現実に生活がよくなったわけではないのですが、「阿弥陀様が救ってくださる」と思い何かあるたびに「南無阿弥陀仏」を唱えたのでしょう。
死後の世界では救われるや南無阿弥陀と言えば救われるという希望が当時を生きる人の「人生の意義」になったのかもしれません。
しかし現代の人には「南無阿弥陀仏」をいったところで「苦しみ」はそのままだと知っています。
「南無阿弥陀仏と唱えると救われる」という考えは過去のモノになってしまったのです。
禅宗系
そしてもう一つの「座りなさい」を教えた宗派が禅宗系の仏教です。
禅宗系の教えも鎌倉時代に広まりました。
しかしコチラの教えは「武士」に広まったのです。
武士は「この命、何に使おうか?」と日々思っていたそうです。
そんな武士の考え方に禅宗系の教えはピッタリでした。
「座りなさい」と教えた禅宗系の教えは
「座禅を組んで座り、心を鍛える」事によって悟りを目指すのです。
「座禅」を組んで座り「瞑想」をして「修行」をする事で「悟り」すなわち「今を生きる」考え方を身に付けるのです。
武士は「いつ死んでもいい」と考える「侍魂」が完成されたのです^^
現代ではこの禅宗の教えが再認識され、スティーブ・ジョブズも取り入れていた事で「瞑想」や「禅」の考えが見直されています。

ワシは日本の仏教なら禅宗が好きやけど、ホンマは小乗仏教の方が好きやねん。
大乗仏教と小乗仏教

浄土系や禅宗系の宗派は日本国内で作られた宗派です。
このような仏教全体を大乗仏教といいます。
インドの北部で始まった仏教の教えが中国などの大陸を隔てて日本に入ってきた、大きな流れの中、大きく広まった事から大乗仏教というらしいです。
大乗仏教は崇拝するモノを作りました。
それが「仏像」などです。
一方、小乗仏教とは「修行」をメインとした教えでもある為、小さくしか広まりませんでした。
そういった意味から小乗仏教と呼ばれています。

どちらにしても日本の仏教は本来の教えから独特の変化をしているんやで〜
まとめ

仏教は歴史の古い宗教でありますが、「心を修行する」事で「苦しみ」から逃れる方法を教えとしています。
そんな仏教は日本国内で大きく「浄土系」と「禅宗系」の二つあります。
「浄土系」は南無阿弥陀仏と言えば救われると教え。
「禅宗系」は座禅を組み瞑想する事で悟る事を教えます。
世界の仏教は「大乗仏教」と「小乗仏教」の二つがあります。
「大乗仏教」は「仏像」を作りました。
「小乗仏教」は「修行」を教えました。

あっ、気付いたら仏教について説明してもうてたわ^^
オススメの本

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ブッダの言葉です。
このブッダの言葉は仏教が始まった頃の言葉、パーリ語を翻訳した中村元さんの本です。
とにかく仏教の教えがシンプルでわかりやすく、一緒に掲載している写真もすごく良いのでオススメです。
今回は仏教を好きな理由でした^^
最後までご覧いただきありがとうございます^^
ではまたぁ〜
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